2011年1月31日月曜日

楽天市場で売れる商品登録のまとめ

ヒット商品のつくりかた」もあわせてご覧いただくとわかりやすいです。

楽天市場で売上げをUPさせる為に必要なRMS R-Storefrontでの商品登録方法から、楽天GOLD上の商品バナー掲載方法、検索結果からのアクセス最大化と楽天ランキング市場へランクインすることのメリットなどを一連の流れとして書きました。

楽天市場でもヤフーショッピングでも、インターネット上のショッピングモールに店舗を出店・出品した場合、否応無く価格競争、値下げ合戦に巻き込まれていきます。

ネットモールで勝ち抜く為には、これを踏まえた上で臨まなければなりません。

とはいえ、全てにおいて完璧に対応することは不可能ですから、力の入れるポイントを踏まえてしっかりと対応したいものですね。

必要なのは価格と商品写真、そして情報です。美しいバナーや、GOLDのTOPページの頻繁な更新などは必要ありません。検索上位のショップを見ると、お金と時間を掛けて非常に完成度の高いショップも多く、売れないのは店舗のデザインのせいではないか?と考えが及ぶことも理解できますが、その前にチェックすべき点が数多くある場合が多いということです。

楽天のコンサルは広告出稿を進めてくるでしょうが、楽天の広告は高価ですし売上げの少ないうちは必要ありません。
豊富な資金があり、スタートダッシュが必須の場合は広告出すのが早いですけど。。

安く無い出店料とロイヤルティを楽天に支払っている理由は何でしょう?RMSの仕組みが優秀で使いやすいから?違いますよね。
楽天の持つ大きな集客を求めているのはずです。

現在楽天には、3万店を超えるショップが出店しており、日本最大のインターネットモールとなっています。
内訳は解りませんが、3万ものお店を全て見て回ることは不可能ですし、結局は検索からお客様を引っ張ってくるしか無いのです。

検索の結果を最適化する(上位に表示させる)SEOという技術がここ数年話題となり、対策をしている店舗もあることでしょう。
私が楽天のお店を見て回ると、SEO(googleでは無く楽天向け)対策まったくされていない店舗も多くあり、そういった意味ではこれからという店舗にはまだまだチャンスが残っていると思っています。

したがってSEOは、楽天内外を問わず今後もブログで取り扱っていきたいと思っています。

楽天市場の商品名のつけ方2013 まとめ を書きました。こちらも是非。

2011年1月30日日曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品4

楽天市場でのヒット商品のつくりかた として、何回かに分けて書いてきました。

楽天市場で売り上げをUPさせていくためにはヒット商品が必ず必要になるということを前提に、そのヒット商品の登録の仕方、アクセスの集め方について書きましたが、ここを見ている楽天の店長さんからすれば、「そんなことわかってるよ」という声が聞こえてきます。

確かに、当たり前のことばかりのようですが、問題は作業(結果)のクオリティにあることを今一度見直してみてはいかがでしょうか?

自戒の意味を兼ねて書きますと、どれだけ深く理解し検討に時間を割いたとしても、その結果が楽天市場のページ画面上に表現されていなければ、何も考えていないことと同じになってしまいます。動かなければ、楽天の売り上げも動きません。

入念に検討し、行動することは確かに大切ではありますが、まずはやく動く。ということが楽天市場に限らずWEBの世界では大切だと思っています。

間違った対策をとれば無駄になることもありますが、それによって致命的なダメージを負うことは少なく、むしろチャンスを逃す方がリスクです。

一つの基本的な考え方、スパムを含めインチキはしない。というルールさえ守れば。

インチキについてはまた後日。

楽天市場の商品名のつけ方2013 まとめ を書きました。こちらも是非。

2011年1月28日金曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品3

前回、楽天の市場の売上げアップに欠かせないヒット商品の作り方 について書きました。
今回はその続きをもう少し。

前回、前々回で、楽天市場でヒット商品をつくるべく、商品の選択と商品登録までが終わりました。

これで、「見てさえもらえれば売れる」という状態になっているはずです。

見てもらう=アクセスしてもらう。

つまりアクセス数を増やしてこそ、売れることになります。

そこで、今ある全てのアクセスを集めて、この商品へと流し込みます。

トップページに商品ページへのバナーを設置することはもちろん。
楽天内の自社ページでランキングや、オススメ商品、ニューストピックス、フッターコンテンツ等あらゆる箇所にその商品へのリンクを設置します。

また、他の商品ページからも、スムーズにアクセスしてもらえるように、テキストでもリンク。モバイルページも手を抜かず、TOPや商品ページからリンクを張りまくります。もちろんメルマガも打ちます。(リストの数が少なくても)

さらに楽天の外部にサイトがあれば、もちろんそこにも掲載、ブログであればその商品の記事を何度も書いて更新します。可能であれば取引先やお友達、個人的なサイトなどからも商品ページへリンクをしてもらいます。


アクセス数は日々R-Datatoolでチェックして、どのように推移しているかしっかり把握。結果が思わしくないようであれば、リンクを増やしたり、ブログに再度アップしたりを続けます。

どのくらいの期間で結果が出るかはサイトの状況や商品によって変わってきますが、たとえば1ヶ月行っても、アクセス数UPにまったく効果がないようだったら、商品の選定を変更する必要があるでしょう。

アクセス数は伸びても売上げがアップしない・・・ということであれば、送料の見直しや商品ページの見直し、※商品説明が適切か、説明文が短くないか?等を再度行います。

基本的にはこの繰り返しとなります。

2011年1月27日木曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品2

前回、楽天市場で売上げを上げる為には、ヒット商品をつくる必要があると書きました。

商品の登録内容にも注意しましょう。 商品名の付け方 でも書きましたが商品名はとても大切です。

一般的なSEO効果はもちろん、何より楽天内の検索で対象になるよう、ライバル店の商品名はもちろん、別の言い方、読み方、呼び方などあらゆる面で検討し、商品名、キャッチコピーを決めてください。
その他、入りきらない文言については、商品説明に入れます。

商品写真も、出来る限り良いものを用意してください。

ライバル店に写真が劣っているようではいけませんが、コストを掛けててでも出来る限りよい画像を用意する必要があります。

ユーザーが最初に見るのは画像です。次に価格。商材やある程度慣れたユーザーであれば少々画像がヘンテコでも、商品名や内容から実際の商品を把握してもらえる可能性もありますが、適切な商品画像と適切(楽天の中で勝負が出来る)な価格が両立していない商品は、単独ではまず売れません。

さらにつづく。

2011年1月24日月曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品

前回、店舗のヒット商品をつくることで得られるメリットについて書きました。

楽天市場での楽天サーチ(検索)での上位表示や、ランキングに進出による露出UPなど、良い事ばかりなのですが、肝心のヒット商品はどうやってつくるか?ということについて。

先ず、店舗で取り扱っているメイン商品や商材の名前など、「このキーワードで上位に進出したい」と思うキーワードを選びます。次に、実際にキーワードで検索し上位30位(1ページ目)に出てくる商品でかつなるべく低価格なものと同等の商品を取り扱っていれば、その商品を一番売れている商品と同価格か少し安く設定する。

これで、ヒット商品の元になるものが出来ます。

ちょっと解り難いので、今一度条件を箇条書きに。

・すでに売れている(検索TOP30に入る)商品と同じもの。
・低価格なもの。(安い価格帯の方が買いやすい)
・上記2点を満たしていて、価格で勝てる(一番安く出来る)もの。

となります。

取り扱っている商材によっては難しいかもしれませんが、楽天内には必ずライバルになる店舗があるでしょうから、その店舗のヒット商品よりも良い条件(安い、送料無料、おまけ付き?)か少なくとも同条件の商品を1つ作るわけです。

すでに売れている商品と同等のものが、さらに安く手に入るわけですから、後はユーザーに見つけてもらえば、確実に売れるはずです。

つづく。

2011年1月21日金曜日

つくれ!店舗のヒット商品

今回は楽天市場で売上げをUPさせる為の方法として、タイトルどおり、商品自体について考えたいと思います。

楽天では、店舗に登録されている商品点数が多ければ多いほど良いとされています。
ユーザーが欲しいと思う商品は千差万別、売れないかな・・・?と思ったものが、意外と売れてみたりこれは絶対売れる!と思ったものが全然だめだったり。。となかなか楽天は我々店舗を楽にさせてはくれません。

ちょうどブログを書き続けることが重要なように、商品点数がどんどん増えていく店舗はSEO的にも有利と考えています。

でも、数百またはそれ以上の商品があっても、満遍なく陳列しているだけでは売れてくれないのが楽天の厳しいところ。ここは「ヒット商品」を作ることを考えて見ましょう。

ヒット商品を作ることで売上げUPはもちろんですが、楽天の検索結果での上位進出やランキング入を狙うことができ、そこからの二次的なアクセスが見込めます。はたまたヒット商品があることで、ついでにもう一個。と複数注文を受ける可能性も出てくるでしょう。

これは大変大きな事で、これなくして楽天での成功は無いといっても過言ではありません。

楽天で売上げが上位のお店も、相対的にみればある程度売れる商品というのは決まっていて、それ以外の商品は、ついでに見たら良かったので買ってみた。という流れも多いと思います。

楽天でのヒット商品がまだ無いな。という店長さんは検討してみては?

2011年1月19日水曜日

ブログのアクセスUP方法

前回の楽天の店舗のためにブログを書く の続きです。

楽天市場の店舗へ見込み客を流すためにブログを書くわけですので、当たり前ですがそのブログ自体にアクセスが無ければ、なんにもなりません。

解説するブログサービスもどこでも良いというわけではなく、人気のあるサービスの方がよさそうです。今だったらアメブロ?とかでしょうか。

ブログのタイトルは実際にヒットさせたいキーワードで調べてみましょう。基本的なキーワードの決め方は楽天の商品名の付け方にも近いですが、ブログの場合は範囲をもっと広げた方が良いかな。

ブログを読んでもらうためには、googleなどの検索からしか「ほぼ」無いでしょうから、やっぱりSEOということになります。

ブログはSEOの知識が無くてもテンプレートである程度対応が取られていて、記事を書くだけで技術的な対策はOKです。(本格的にとなればまた別ですが)

肝心の記事にはしっかりとキーワードを入れるようにします。

餃子屋さんだったら、「餃子のにんにく抜きレシピ 」といった感じでしょうかね。

餃子というワードは大きすぎて、単独のワードでgoogleなどでの上位進出はかなり難しいと思われるので、サブキーワードを工夫することが肝要です。

楽天での売上げにつなげる為には、ネットショップで餃子を買おうと思っている人にアクセスしてもらうのが一番ではありますが、そのことばかり書いていてもネタは尽きますし、良い記事にはなりにくいと思います。

兎に角、楽天での商材である「餃子」にまつわることであれば、作り方や焼き方などのレシピ系はもちろん。原材料への薀蓄だとか、調味料、タレについてなどキーワードに近しい事柄についても書いていきます。また少し離れても、ラーメンの話題であったり、ファストフードのことであっても同じ食べ物ですし、OKでしょう。

また、毎回必ず餃子について触れずとも、まったく関係ないこと。サッカー日本代表等、自分の興味のあることをどんどん書いてOKです。

ブログのSEOの肝は、基本的に沢山の記事を継続的に書き続けることに尽きます。関連したキーワードが適切に盛り込まれている記事が大量にあればあるほど、どんどんブログは成長していきます。

成長したブログは、あらゆる方面から検索にかかるようになりますので、少しずつアクセス数もUPしていくはずです。

さらに、ブログの内容が有意義であれば、リピーターも付くことになりますから、本当は記事の内容が最も大切ではあるのですが、良い記事を書こうと頑張ってしまい続かないのでは本末転倒。

必須なのは続けることのみ。という感じで挑んでみてはどうでしょ。

2011年1月18日火曜日

楽天の店舗のためにブログを書く

前回の楽天市場の集客に頼らないに引き続き、他のサイトからユーザーを連れてきて、楽天市場の店舗の売上げUPを目指す方法について考えます。

店舗外部サイトの代表的なものとして、ブログがあります。
ブログは特別な知識が無くても立ち上げられますし、とりあえず管理をするのも簡単ということで、すでにお持ちの方も多いのではないかと思います。

始めるのが簡単なだけに、ブログは立ち上げたものの、続かない方も多いと思います。

すでにある場合、ブログのアクセス数はどのくらいでしょう?ブログのアクセス数のうち何%が楽天への集客になっているでしょうか?

良く見かける店舗ブログでは、○○の販売をスタートしました!是非ご覧ください。楽天ショップはこちら・・・というような情報が毎日書かれているだけ。というモノがあります。

これは、極端な例かもしれませんが、実際楽天の店長さんにお話を聞くと、ブログを書こうにも、そんなに毎日のように書くことない。。でもブログは更新しないといけないから○○の販売を。。。というような画一的なブログになってしまう。。ということです。

確かに、ブログを更新するのは大変。モチベーションもなかなか続かないものですよね。
楽天で取り扱っている商品にまつわる事を話題に毎日文章を考えるのは大変な労力だと思います。

そこで!(というほどの話では無い)ブログはある程度割り切って書くことをオススメします。

ブログには、楽天で取り扱っている商材の事だけでなく(むしろ少なくてOK)日々思ったことや身の回りの小さな事柄をメモするように更新してみてはどうでしょう。ショップのオフィシャルブログということで肩肘をはらず、また批判や中傷にあまり敏感にならず、自由に更新しては。。とアドバイスしています。

もちろん、ショップの顔になるブログなのですから、あまり過激な発言や他人を悪く書くようなことは控えるべきではありますが、店長(店員)の個性が出るくらいでないと、読者には伝わらず面白いブログにはならないと思うんですよね。

また、取り扱っている商材についてのコメントも、間違いを恐れずどんどん薀蓄を書いていきます。別の日に同じようなネタを書きたいと思ったら、被ってるから。。などと思わず何度でもどんどん書いていけばいいと思います。

間違いを指摘されたりしたら、素直に訂正しお礼を言えばいいだけだと思えば気が楽になりますし、何よりコメントがつくというのはモチベーションのUPにもなります。

※ただし商売の根幹にまつわるようなコメントは間違うと信用を失いかねませんので注意!

上記をもって「やっぱりめんどくさい。。」とか「自由に書くのは気が引ける」という店長さんは
ブログというメディアが向いていない可能性もありますので、再検討が必要かもしれません。

楽天の集客だけに頼らない!

楽天の売上げを左右する大きな要因であるアクセス数を少しでもUPさせるべく、前回は商品名の付け方について書きましたが、今回はまったく別の方法についていくつかメモを。

楽天に出店し出店費用や安くないロイヤリティを支払う最大の目的は、楽天の集客力を求めていると思います。なのでいわゆる「とりあえず楽天に出店すれば」的な考え方になってしまうのでしょう。

でも、実際は楽天に出店した「だけ」では自動的にお客が集まるってわけではないですよね。

商品名や商品説明を「売る」ために考えているだけではいけないことも書きましたが、要するに楽天内外でのSEO対策が必須となるわけです。

基本的なSEOは、一定の文章のボリュームとヒットさせたいキーワードの出現率をある程度管理すること、またページ数・楽天の場合は商品数を増やすことで一定の効果が得られます。

この点だけでも、細かくやっていくと色々ありますが、今日は楽天外で出来ることを考えます。

楽天外となると、ショップのオフィシャルサイトを立ち上げるとか、ブログを書くというのが一般的ですね。実際やっている方も多いと思いますが、売上げへの効果はいかがでしょう?

RMSのR-Datatoolで、オフィシャルサイトやブログからのアクセス数をチェックして、アクセス数の目標を立てるとよいと思います。

オフィシャルサイトもブログもSEOをしっかりと行い、ユーザーを集められれば、楽天単独で店舗を展開しているよりもユーザーの入り口が増えます。

ブログも1つではなく、商品の特性によっては2つ3つそれ以上あったほうが良いです。

店長の日記的なものでも良いでしょうし、商品について熱く語るのもよいでしょう。

とはいえ、1つのブログを更新し続けることも大変です。まして2つ3つとなるとそれだけでも人員を裂かなければならなくなるかもしれません。

効果が見えないとモチベーションも上がらないので、しっかりと日々のアクセス数や楽天の店舗へどのくらいのアクセスを送れたか、をチェックしながら目標を立てていくことが良いと思います。

この点については、また詳しく書きたいと思います。

2011年1月14日金曜日

楽天市場の商品名のつけ方

前回楽天の転換率やアクセス数、客単価について書きましたが、

初期の店舗で最も重要と考えるアクセス数について、もう少し。

当たり前の話ですが、アクセスが少ない=店舗に人が来ないという状況は実店舗に例えれば駅から遠い田舎町。
しかも道路に面していないようなお店のようなものです。

そのお店の前で、必至に声を上げて呼び込みをしたり、お店の中を掃除したり、商品の陳列を整えたり。。と忙しく働いても、あまり良い結果が出ないのは明白です。

楽天市場に出店すれば、ある程度は自動的にユーザーも来るし売れるのでは?
と考えて、痛い思いをした方も少なくないと思います。

確かに楽天市場にお店を出すだけで、楽天という巨大なモールの中に自分の商品が掲載されるわけですから、強力な商品であればそれだけで売れてしまうという実例も見たことがあります。

強力な商品とは、たとえばブランド物。商品名が明確で型番があるようなものだったら、
あとは価格勝負に持っていけます。

逆に、価格勝負で負けてしまうと、大変厳しい戦いになるわけですが。。

そんなわけで、ある程度しっかりとお店が作れているのであれば、楽天で売れないからといって頻繁にTOPページを更新したり、店舗デザインをリニューアルしたりするのは無駄な行為であることが解りますよね。

楽天で取り扱う商品にもよりますが、月の売上げが数万円~数十万程度まではとにもかくにもアクセス数を増やすことを考えましょう。

アクセス数を増やす方法はいくつか考えられますが、先ずはRMSで出来ることを1点

商品名、キャッチコピー、商品説明は正しく適正になっている?

楽天市場の検索は、商品名、キャッチコピー、商品説明が検索の対象となります。
また、googleやyahooからの検索もありますので、ここは最も重要です。

お客さんがどのような語句で検索するかを考え、商品名をつけることが必須です。
商品名が長いと、ページの見た目が良くないと思われる方もいますが、
楽天市場において、そんなことは言ってられません。

ダイレクトな商品名だけでなく、 ある程度商品の説明になるようなことまで商品名に入れておきます。

同じ商材を取り扱っている他店舗を見て、参考にするのが早いですが、せっかくなんでその上をいけるように、キーワードを効果的に商品名に入れることが必要です。

ここで、一つ例をご紹介。

餃子屋さんの例

とっても美味しい手作りの餃子33個入り


という商品名。(今考えたので適当ですが。)


【123万個完売!2分に1個売れている人気餃子☆通常の餃子3個分の重さの具だくさん餃子です。】≪2セット焼売5個、3セット小籠包5個、4セットプチ肉まん10個、5セットで特製肉まん4個≫王さんの手包み大ぶり餃子(33個)【smtb-T】【ボーナスセール_3】 

↑これ。全部で商品名です。(実際に売れている店舗さんのを拝借しました)

勝手に拝借して悪いので一応リンク張っておきますね。

長い。。 でもこれが楽天での商品名の正しいつけ方なんですよね。

商品名を見ただけで、詳細までわかっちゃうようになってますし、売り文句まで入っています。
最も重要なキーワードである「餃子」という言葉が4回も出現しています。

どうでしょう。全然違いますよね。

見た目シンプルな方が好みの方も多いでしょうが、長いのには理由がちゃんとあるのです。

SEOというものはご存知だと思いますが、基本的googleでも楽天でも検索エンジンというシステムは、テキストしか読みません。また程度はあるものの、文章が少ないページよりも多いページの方が情報が多い=良いページと判断されます。

また、諸説あるものの、自然な形でキーワード=餃子 がある程度頻繁に出現していることも影響があるとされています。

SEOを行う上で、最初の一歩でページのタイトルを決めることになります。

楽天市場ではなく、普通のHPを作ったことがある方は最初にページのタイトルをつけることになると思いますが、このページタイトルがSEO上大変重要、というか必須の対応項目になります。

当たり前ですが、ページタイトルはそのページを一言(でない場合もありますが)で端的に説明している必要があり、検索エンジンも当然そのように考えますので、検索エンジンがページのタイトルテキストを見て、「このページはこんなページなんだ」と理解するわけですね。
その他のテキストでももちろん判断はされますが、タイトルが一番影響力が強いと思ってもよいでしょう。

つまり楽天市場の商品名=そのページのタイトルとなるわけですが、いかに重要かが解っていただけると思います。

ここで間違って、先の餃子をこんな商品名で登録していたとします。

手作りの味!美味しい!具だくさんな33個セットセール中!

これは大問題です。肝心の餃子というキーワードが一個も入っていません。

餃子専門店なんだから、餃子を売っているのは当たり前と考えて登録してたりすると、
こんな間違いが起こりやすいかもしれません。

書いてて思いましたが、私ももう一度クライアントさんの商品名を見直してみようっと。

続編をアップしました。
楽天市場の商品名のつけ方2013

2011年1月12日水曜日

楽天店舗のアクセス数は伸びていますか?

何はともあれアクセスが無いことには売れませんよね。

前回の記事 楽天検索SEOの意味とは

でも書きましたが、何とかしてアクセス数を伸ばしたい。。

楽天のマニュアルや教本にある例の法則。

アクセス数(人数)×転換率×客単価=売上げ

とありますが、売上げが少ないうちは転換率と客単価はそれほど意識しないほうが良いと思っています。

データーを分析するには、ある程度の母数が必要だからです。

とはいえ、データを見てみましょう。

店舗カルテで過去1年間の転換率を見ることが出来ます。
「レポートの条件設定」の項目で、月次レポートを選び、必須項目1個(総売り上げとか)と転換率(P)を選んでレポートを表示します。グラフには転換率がでませんが、グラフの右下に「詳細データを見る」というボタンがありますので、ココから見ることができますよ。
※良く解らないようでしたらコメントください・・汗

転換率。いかがでした? 結構ブレてません?

売上げ(売上げ件数)が少ないうちはちょっとしたことで転換率は大きく変わってきます。

ちょっとしたこと=たまたま売れた と考えてもよいでしょう。

また、客単価は高額な商品が1点うれただけで大きくブレることがあります。
※同じような価格帯のものばかりを取り扱っている場合はブレは無いと思いますが。。

でもアクセス数はどうでしょうか?

転換率に比べ、アクセス数は割りと一定ではないでしょうか?

ここ1年、売上げが伸びていない店舗の場合、商材によって季節の影響が出る場合がありますが、年末などが高くなるのを除いて平らなグラフになっていると思います。

これが右肩上がりであれば大変良いことですが、そうで無い場合はアクセスを増やす作戦を考えなくてはいけません。

アクセス数を増やす為には、現在の状況をよく理解していなければなりません。

ユーザーがどこからアクセスしているのか?を徹底的に調べましょう。

2011年1月11日火曜日

楽天検索SEOの意味とは

楽天で売れない!と嘆く店長様へ。悪魔のささやき。(ウソです)

googleでもヤフーでもSEOの重要性が謳われて久しいですが、当然のように楽天内のSEOも注目されています。

楽天の検索結果で上位表示できれば、サーチワード広告と同じ、いやそれ以上の集客効果が得られることでしょう。

以下、危険な推測となっています。「こんな話もあるのかな?」くらいに留めてくださいね。責任はもちませんので。

楽天の検索結果の表示順位は、アクセス数、売上げ件数、売上げ金額にレビュー数と様々な要素で成り立っていると思われますが、最も影響が強いと考えられるのはレビュー数です。

これは一目瞭然、楽天の検索結果を見れば、どんなキーワードで検索しても上位に表示される商品は、レビューが多く書かれているものがほとんどだと思います。

楽天では、レビューを出店者や関係者が自ら投稿するような自演行為を禁止していますので、
安易に増やすことは困難ですが、よく見かける手法として、

「レビューを書いたら送料無料」

というのがあります。

楽天のガイドラインでは・・・

「商品発送前に注文・購入ユーザへレビュー投稿を促すキャンペーン」は禁止。

となっているので、「レビューを書いたら送料無料」は思いっきり抵触しているように思います。

でも今日現在、そのようなキャンペーンを行っている店舗は少なからずありますね。
商品検索で「レビューを書いて」で検索してみると解りますよ。

レビューを書いてもらうには当然売れなければいけないわけですが、レビューの効果がハッキリしているだけに、もどかしいところです。

仮に楽天側がガイドラインに沿って厳密に禁止行為として強い対応をとれば、
無くなるでしょうが、それまでに集めたレビューは残ることになるでしょうから、
やった者勝ちの状況のような気がします。

また、本気で不正行為(自演)をしようと思えば、ユーザーの手を借りずともレビューを入れることは可能でしょうし、見かけ上アクセス数や売上げ自体も不正にアップさせることが可能です。

つまり、楽天の検索結果の順位がレビュー数を筆頭にアクセス数、売上げなど不正行為で何とかなってしまう数値を根拠としている限り、自演する店舗は有利となり、そうでない店舗との差がついてしまうということになります。

もちろん、何かしらの理由で自演行為が楽天に知られた場合、即退店!となる可能性があります。

楽天市場がより良いモールとなる為には、検索システムの公正化や精度向上は必須になるはずですので、今はそれに期待することにしましょう。

2011年1月6日木曜日

ショップの客?楽天の客?

ユーザーが楽天市場で買い物をする際、どのような心境で
買い物をするか?ということをちょっと考えてみました。

以下、自分の場合ですが。。

楽天のTOPやバナーから検索して、お目当ての商品を見つけ、
それと同様の商品が他のショップで売っていないかを調べます。
で、一番安いショップで買う。

電化製品のように、型番が決まっているものだったら、他のモールや
その店舗のオフィシャルサイトなんかもチェックしてみます。

これまで、多くの商品を楽天で買ってきましたが、ショップの名前は
ほとんど覚えていません。

覚えているのは楽天で買ったこと。。だけです。

メルマガもほとんど読みませんし、まとめて解除したり。。
本当は有益な情報もあったのでしょうが。

ただし、買い物をしてから商品が届くまでの間は楽天の注文確認メールや
ショップからの承諾メールを大切に取っておきます。

これは、トラブルなどかあった場合のためです。

振り返ってみると、一生懸命販売をしてくれたショップのことはほとんど印象に残らず、
楽天で良いものが安く買えたという満足が残った。。という結果です。

さらに、トラブルがあった場合は、楽天の”せい”ではなく、ショップの”せい”
ということになります。

ショップの立場としては、コスト(労力・広告代等)・リスク(クレーム等)をかけて獲得した顧客も
ショップの顧客では無く、楽天の顧客にしかならない。
ただし、リスクのみ残る。。と。

こう見ると、なかなか厳しいですよね。

一度買い物をしたくらいでは、ショップの名前さえ覚えていない場合が
十分に考えられるということです。

でも二度目はどうでしょう?

二度続けて買い物をすれば、印象に残る率は飛躍的に上がるような気がします。

二度目ということはリピーターということですから、「それが出来れば苦労しない」
という声が聞こえてきそうです。

そこで、「一度買ったら、もう一度買いたくなる」という仕込みを考えてみては
いかがでしょうか?

一度目の注文を取る為には上記のとおり、コストとリスクをかけているのですから、
二度目の注文を取る為にも、同じだけコストとリスクをかけても良い筈です。

R-Datatoolを知り尽くす アクセス分析 参照元サイト2

前回 R-Datatoolを知り尽くす アクセス分析 参照元サイト
に引き続き、参照元サイトの件。

楽天GOLDの件で、neドメインからのアクセスのことを書きましたが、
トップページをGOLDで作っている場合、「http://www.rakuten.ne.jp/」が参照元として
カウントされています。

アクセス数はいかがでしょう?

トップページをGOLDで作っている通常のお店であれば、
http://www.rakuten.ne.jp/」からのアクセス数が一番多くなっていると思います。

これは、前回neドメインのアクセス数がカウントできない という説明を
しましたが、同時に外部サイト扱いとなっていることがわかります。

そんなことを踏まえて、上位の参照元アクセスサイトを見ながら、
ユーザーの動きを少し想像してみましょう。

-------
楽天TOPの検索で「○○○○○○」と検索し、検索結果に表示された
該当商品の商品ページにアクセス。



(1)ブラウザの戻るボタンで検索結果に戻る。
or
(2)商品ページに表示されている、メニューからトップページ等に進み別の商品を選択。

と。こんな感じに考えてみます。

(1)の場合の参照元アドレスは・・・
 「楽天サーチ」の1件

(2)の場合の参照元アドレスは・・・
 「楽天サーチ」の1件
 neドメインのトップページ(GOLD)の1件

となるはずです。

サイトのメニューナビゲーションにもよりますが、
商品ページ→TOPページ→商品ページ→TOPページ・・・・
とユーザーの操作が行われた場合、http://www.rakuten.ne.jp/ からの
アクセスが加算されていきます。

ということは、逆手にとって
http://www.rakuten.ne.jp/ からのアクセス≒TOPページのアクセス数と考えることも
できますね。