2011年2月25日金曜日

楽天のユーザー分布2

前回の続き。

楽天広告は、どのように使うのが正解か。色々と答えはあると思いますが、私が考える一つの答えとしては、ページの作りこみがしっかり出来て、商品が売れ始め、アクセス数も伸びてきている状態の店舗にこそ、広告は有効に働くと思います。

広告を打たなくても、成長している店舗の成長速度をUPさせる為の栄養剤のようなイメージでしょうか。

栄養剤は薬ですので、体力に見合わない量を服用すると、良くない結果が起こりえます。

また、楽天内のページを作りこむことで得られるアクセスというのは、ある程度ユーザーの分布が限定されることも予測できます。

楽天の検索をまったく使わない楽天ユーザーはいないと思います。とはいえランキングを見るのが好きな人や楽天の企画ページからお得なものを探そうとする人もいます。また、検索語句(サーチ)だけではユーザーに対して訴求することに限界があることも事実です。
※この限界はアクセス数の量の限界という意味ではありません。ユーザーの層という意味です。

そういった、違う層のユーザーを集めることができる可能性を持っているのが楽天広告のメリットとなり、同時に結果の予想が難しく、リスクもいっぱいということですね。

売上げがなかなか伸びていない店舗が捻出する広告費は数万~10万円程度だとすると、そこから選択できる楽天の広告のメニューは常設のものだと、サーチワード広告と、ジャンルサムネイルくらいでしょうか。あとは期間限定系のもの。「バレンタイン特集!」とかそんな企画ページモノだと割りと安価なものもあるようです。

とはいえ、選択肢が少ないんですよね。
期間限定系は、バクチ要素が常設のものより高いので、出来ればジャンルサムネイルくらいにしておきたいところ。

でも、ジャンルサムネイルは2週間の掲載ですので、続けて出すにはある程度の予算を予め考えておかないと。。。となります。

楽天に限らず、広告は一定期間出し続けることで効果が高まるものだと私は思っています。
楽天の店舗は我慢強く でも書きましたが、広告も一緒で2週間だけ単発で打つ広告の結果と、1年間同じ広告を打ち続けた場合の2週間分の結果では、差がつくのは明白です。

的確な広告を一定期間に渡り(連続している必要は必ずしも無いですが)打ち続けることが効果を倍増させることが解っているとすれば、単発で打つくらいなら打たないほうがマシという考え方もできますよね。

なんだか最近楽天広告の事ばかり書いてますが、たまたまです。。汗

2011年2月24日木曜日

楽天のユーザー分布

またまた楽天広告の話です。

前回、準備が出来ている(売れている。ヒット商品がある)お店とそうで無いお店では、広告効果が違ってくるという話を書きました。

当たり前のことですが、売れている店舗には理由があります。検索対応がしっかり出来ていることで、一定数のアクセスを確保し、商品写真、商品説明、そして価格。それらが適正に設定されており、ユーザーの要望にしっかりと答えている。

そんな店舗であれば、 それらのなにか一つでも欠けている店舗に、同じだけのアクセスを流し込んだ場合、前者の方が売上げに繋がることは明白です。

楽天広告は、売上げをUPさせるものではなく、アクセス数を増やすものです。
そして、その増えるアクセスとは、現状のアクセスと同じなのか?違うのか??

それを知るためにも、現在の店舗のアクセスの状況を正しく把握することがとても大切です。

先ずは広告に頼らず、店舗作りと商品登録をしっかりと行い、検索からくるユーザーに向けて一定の成果(売上げ 転換率)を出すことが先決です。

準備不足であるにも関わらず、6万くらいであれば駄目で元々一度試してみよう。
というような広告の打ち方で、思った効果は得られません。・・・得られたらすみません。。。

検索対応(SEO)や商品ページの最適化(説明、写真、価格)これらを行うことで、楽天のサーチからのアクセスが増えるはずです。
楽天サーチからアクセスされるユーザーは、自分から能動的に検索という作業を経て店舗に来ていますが、楽天広告をクリックしてアクセスしてくるユーザーは、かなり幅広くなります。

どんな属性の商品なのか、価格帯はどのくらい?そんなことがとても重要になってきそうです。


まだつづく。

2011年2月22日火曜日

楽天の広告は売れている店がやるもの。

楽天広告の話が続きますが、今回はそもそも楽天の広告とはどんなことになってるか、私の雑感を書きたいと思います。

楽天の広告メニューは、最も安いもので、数万円で2週間でるバナー広告。高いものになれば、100万円でメールニュース1発!みたいなすごいものまで色々あります。

売上げに対する広告費についても良く考えなくてはいけませんが、楽天の広告を効果的に使うにはどうすれば良いでしょうか。。

と考え続けて、早○年。楽天内の様々な広告(すごく高いやつ経験なしですが。。)を店長さん達と一緒に出してきました。

効果があったものもあまり無かったものも色々ありますが、総じて言える事は、(あたりまえですが)元々売れてる店舗が広告を出すのと、売れてない店舗が広告を出すのでは結果が違うということです。

何をもって、売れている、いないを判別するかは様々なので、あくまで私の主観ではありますが、既に店舗・商品にユーザーが付いている店舗が、新たなユーザーを広告によって引き込めば、いわゆる転換率が良く、売上げに繋がる可能性が高いと思われます。

これといったヒット商品が無く、満遍なくポツ。ポツ。っと売れている店舗が、広告を出しても、何が売りの商品なのか、どこにアクセスを集中させるのか、等など広告を出す以前にしなければならない準備が仕切れていないケースが多い為、売上げに繋がる可能性はかなり低くなります。

極端な例ではありますが、開店から数ヶ月たっても売上げがまだ数万円であった店舗様が、6万円で2週間の広告を出したのですが、売上げはさっぱり伸びず、大変残念な思いをされたということがありました。

これは、売上げが数万なのに6万円の広告を出してはいけない!ということではなく、状況や時期など様々な要素から広告を出すタイミングは計らねばならないと思った次第です。

売れている店舗であれば、広告を出さなくても済むと思われるかもしれませんが、ここが楽天の面白いところ。上記のとおり、良い店舗であればあるほど、広告は活きてきます。

検索からアクセスしてくるユーザーと、広告からアクセスしてくるユーザーを分けて考えてみても面白いかもです。 これもつづくかな。

2011年2月17日木曜日

楽天/売れない店舗は広告出しても無駄?売上と広告費の関係

前回の記事に関連して。

楽天で成功する一つの方法に、長く続けるということがあります。
まぁあたりまえの話なのですが。。

今年に楽天に出店したA店。現在売上が月間50万の店舗の店長さんで、商品も沢山しっかり登録したし、ページの出来にも満足。でも売上げをもっと伸ばしたい。そんなところに楽天ECCは広告を進めてきます。

そこで、店長さんは3年前に開店して、好調と噂のライバル店の同行を調査。

商品や価格もほとんど同じライバル店B店は、どうやら200万ほど売っていて、毎月の広告費を20万円掛けているとのこと。

売上げが50万の店舗にとって、20万といえば大金です。

楽天広告が全てではありませんが、やっている店舗にやってない店舗が追いつく為にはよほどのことが無い限り難しいでしょう。

でも、20万円の広告費を掛けて売上げが200万になるのであれば、十分採算が取れます。
それなら1度やってみようか!と店長。

どうでしょう。200万売れるでしょうか?

私なら、その広告は止めるよう進言します。

20万円の広告費を掛けることが悪いのではなく、200万円の売上げを期待していることに問題があります。

もちろん売れない保障?は無いですが、前提条件を良く考えてみると・・・

・B店はA店よりも3年前から運営している。

・B店はすでに200万円の売上げ実績がある。

・B店は毎月20万円の広告費を掛けている。

となります。

つまり、B店は、前月もまた来月も広告費を20万円掛けて売上げ200万を維持していることになります。
これに対し、A店は今月から20万円を広告費に掛けて、50万円から200万円まで売上げをUPしようとしているわけですから、

とても同じ条件とは思えません。

それまで広告費を掛けていないA店が、楽天の広告出稿に踏み切れば、それなりに売上げUPは望めますが、上記の条件から想像するに、100万も売り上げれば御の字でしょう。

そんな私のアドバイスに、20万使って売上げが50万しか上がらないなら赤字だ。と店長。

確かにそうかもしれません。

でも現実的な売上げはそんなところなのです。

A店が今月200万売るためには、上記条件の3つ全てのハンデを乗り越えるだけの何か=コストが必要です。

B店と同じ20万円の広告費では、ハンデはそのまま。乗り越える為には当然もっと多くの広告費を掛けなければなりません。

例えば100万の広告費を掛ければ、直ぐにでも200万の売上げは達成できそうです。

でも翌月から広告費をB店と同じ20万円に戻した場合、200万売るのは難しそうです。
逆に、B店は翌月広告費を0にしたとしても、直ぐに売上げが半減することは無いでしょう。

ここで言いたいのは、運営年数と売上げ(実績)はネット販売において大変貴重なものであるということです。

B店は開店から現在までの3年間、試行錯誤し広告費も少しずつ増やし、新しい顧客を積み重ねて今があるわけですから、その3年分の時間と労力、無駄(ではないですが)になった広告費を全て一気に巻き返す為には大変なコストがかかるということです。

今、A店に必要なのは、一回の20万円の広告では無く、2万でも5万でもよいので継続的に効果を確認しながら広告を出せるような計画と資金繰りなのでは無いか?と私は考えています。

2011年2月16日水曜日

楽天市場での価格競争

私のお客様の店舗の売上げが上がってきている為か、小さなジャンルではあるものの目をつけられたようで、他店舗から価格を合わせられてきました。

一部商品では、利幅を少なくしてもいわゆる「入り口商品」として設定したものなのですが、同商品では、おそらく最安値に設定していた為、売れ行きは好調。そのおかげで店舗全体のアクセス数も増えて順調に成長していました。

そんな矢先、同ジャンルの別の店舗が、同じ商品をがつんと値下げしてきました。
我々の店舗よりも、ずいぶん安い・・大丈夫か?という価格です。

自意識過剰?かもしれませんが、我々の店舗と同じものを同じようなページ作りでリニューアルし、最安値を謳っています。
もともと単価の安い商品とはいえ、彼らも勝負に出たのかな?と思いました。

我々の店舗は、楽天最安値を謳っているわけじゃないので、この値下げに付き合う必要は無いのですが、他店舗から対抗されたというのは、ある意味認められたともとれるので、悪い気持ちはしません。

それから少し期間を経て、気になったのでその商品の売上げをチェックしてみました。

すると、我々の売上げには影響が出ていないことが解りました。

楽天は価格競争が厳しいモールなのは間違いないでしょうが、今回の結果には少々肩透かしを
食らってしまいました。

もっと効果(といっていいか解りませんが)が顕著に出れば、なるほど!やっぱり価格か!と思えたんですが、必ずしも当てはまらないケースもあるようですね。

ただ、これには色々と他の要素があります。

もともと我々の入り口商材は、価格設定はもちろん店舗内の対策でアクセスを集めるような工夫もし、実際ヒット商品になっていました。

レビューも順調に入り、検索でも上位にいた商品です。

そこにページ構成や価格面だけを合わせただけで、瞬時に同等になるわけでは無いということです。

1年後、同じ条件で彼らが安売りを続けていれば、我々との差は縮まるか追い抜かれる可能性は
もちろんあります。

これも続きを書いておく必要がありそうです。

2011年2月14日月曜日

一日1回楽天メルマガ配信!?

一ヶ月に40回もメルマガを打つ楽天の成功店。そんなにメルマガ打ったら嫌われて(メール解除)しまう!

と、思ったのですが、データは楽天で成功している店舗のもの、きっと戦略があるのだと思い今一度良く考えてみました。

諸説ありますが、メルマガの効果効能についてはこんな感じ。
※この数値は一定のデータを元にはしてますが、店舗の規模やメルマガの配信数によって、大きく変わると思います。
楽天出店者の方は、御自分のお店の数値に当てはめてみてくださいね。

開封率:2% (メールを開封した率)
転送率:50% (開封からサイトへアクセスする率)

つまり、10,000件のアドレスを保有している楽天店舗であれば、一回のメルマガの内訳はこんな感じ。

メールを見てくれる人:200人
楽天ショップまでアクセスしてくれる人:100人

となります。

一般的な転換率が2%なので、50人のアクセス(来店)で1件売れれば上々ですから、
上の例で考えると、1回のメルマガ配信で、100人のアクセス=2件のオーダーが入る計算になります。

これを週一回のペースで行えば、1ヶ月(4週として)で8件の注文ということです。

そこで楽天の成功店に習って、月に40回メールを打ったとすると、その数10倍ですから、
80件の注文が取れます。

また、楽天のジャンルTOP10に入るような店舗は、少なくとも数万件~十数万件のアドレスを
持っていますから、メルマガだけでも相当な注文数になります。

・・・・・本当?

本当だったら、是非やったほうがよいでしょう。

毎日となるとメルマガ専属の社員が必要かもしれませんが、これだけ効果があれば、、、

先ずは、すごく売れているであろう店舗のメルマガ会員になって確かめてみたいと
思います。

2011年2月11日金曜日

店舗カルテ、楽天サブジャンルTOP10平均とは

RMS R-Datatool店舗カルテについて、メモメモ。

店舗カルテは、前月(前日)までの店舗の状態をグラフや表で見やすく?
グラフィカルに表示してくれる便利な機能ですね。

最近、楽天のRMSアップデートで(たぶん)モバイルのアクセス数なんかも、
割と細かく見れるようになったりしてきました。

R-Datatoolは、楽天出店店舗の売上げ、アクセス数、転換率なんかがどんな感じで推移
しているかを確認するものですが、中でも店舗カルテはその代表格
みたいなもので、RMSにログインすると、見て見て!といわんばかりに、
ポップアップして、少々ウザイくらい。

店舗カルテを見ると、サブジャンルTOP10平均という欄があって、御自分の楽天出店店舗とならんで
数値が表示されています。

楽天成功店のTOP10平均の目も眩むような数字を見て、
楽天に出店したての方は売上げの大きさやアクセス数のすごさもびっくりかも知れませんが、
一番すごいのは、メルマガの配信数ではないでしょうか?

私の知るジャンルは限られていますが、月間40回とかのメルマガを
打っていることになってます。

楽天ECC(コンサル)も、週1回くらいのメルマガ配信を進めてくる
ケースが多いので、それと比べても多すぎ。

マジ!?という感じ。確かに楽天からのメールは多いけど、
40回といえば、毎日1~2通メールを打っていることになります。
これじゃぁ多すぎて、普通に考えたら(自分だったら)直ぐにメールを
解除されるよ。

ネットショップ経営に欠かせないメルマガではありますが、同時に大量のメルマガは
インターネット上の大きな問題ともなっていて、ユーザー個人としても迷惑なものです。
楽天のメルマガはいわゆるスパムメールではありませんが、あまりに数が多ければ、
印象はそれに近いものもあります。

ちょっと長くなるので、つづく。

2011年2月9日水曜日

楽天SEO業者に気をつけましょう。

先日から、楽天SEOについていくつか記事を書いたところ、何件かのアクセスをいただいております。
やっぱり、同じようなことが気になっている方は多いのかな?と思っております。

ここ1年くらいでしょうか、楽天の検索順位を上げるサービスを行っているSEO業者も増えてきたようです。私も似たような業種ではあるのですが、気をつけていただきたいのは悪質な手法をとる業者の存在です。

どのような手を使うかは書くことはできませんが、要はスパムです。

あくまで私論ですが、RMSに触れることなく商品を指定するだけで、該当商品の検索順位を短期間のうちにUPさせるという業者には気をつけたほうがよさそうです。

恐らく楽天側も気が付いています。楽天にとってもスパム行為は大変迷惑なことになりますので、何かしら対応が取られることになるでしょう。

googleのSEO対策と、楽天SEO対策は根本的に考え方が違いますが、両者にとってスパム行為(業者)は最大の敵といってよいでしょう。

それらに加担した、または悪質なユーザーとみなされればgoogleの場合、大きなペナルティがあります。(検索のインデックスからの削除等)

簡単でかつ短期間な方法で売上げがUPするのであれば、その業者が販売をすれば良い事で、そんなノウハウが仮にあったら、少々の金額でも人には教えないでしょう。

私が書いている売上げUPの方法は、それなりに面倒で、即効性もさほどありません。
また、効果が約束されたものでもありません。

楽天の仕組み(ネット通販)は特別な知識が無くとも、店舗運営が可能になっていることは確かですが、その中で戦っていく以上、最低限知っていたほうが良いことも沢山あります。

そんな内容を私なりに少しずつまとめて公開することで、興味を持っていただいた方と情報交換ができればと思っております。

2011年2月7日月曜日

楽天ECCは何してる?

楽天ECコンサル(私のような者ではなく、楽天の社員のこと)について少々。

楽天のコンサルって、たまに電話掛けてきて広告やセミナーを進めてくるだけの、
あんまり役に立たないというイメージを持ってませんか?

私も、少なからずそういうイメージを持っています。

とはいえ、ココは大人になって(笑)彼らの立場で考えてみたいと思います。

※以下文章は、未確認情報を沢山含んでいます。予めご了承くださいませ。

楽天ECCは、一人で100店舗を担当しているという話を聞いたことがあります。
100店舗って、すごい数ですよね。店舗名を覚えるだけでも一苦労
また、楽天の退店率は定かではないですが結構な数の新規店舗と退店もあるでしょうし、挨拶だけしかしてない店舗が
そのまま解約になってた。なんてこともありそう。

また、売上げや広告販売のノルマ的なものも当然あるでしょう。
楽天の主な収益としては、ロイヤルティと広告料だと思うので、

仮に店舗の平均月間売上げが200万として×100店舗で2億円。
ということはーロイヤルティが平均4%として、800万円。

各店舗に月間売上げの5%を広告費として捻出させると考えると、1000万円。


そんな感じ?結構大きい。。でもそんなものかな

と想像すると、自分だったらどうしましょうかね。。。

売上げも広告も、やっぱり実績のある店舗から攻めて行った方が効率がよさそうです。

すでに楽天で月間1000万売っている店と、20万のお店。
10%の売上げUPを目標とすると、前者だったら100万円。後者なら2万円の売上げUPと
なり、どう考えても前者に力が入ります。

となると、例えば売上げ平均以下の伸び悩んでいる店舗(売れてない店)への対応はおざなりになりそう。

楽天ECCも人の子。これは仕方が無い。

また、同じ売上げであっても、昨年比で伸びているショップと安定してしまっているショップで
あれば、伸びている店舗に時間を掛けたほうが、ノルマに近づけるような気もします。

実際はもっと複雑なことになってると思いますが、大凡こんな感じなのでは。。と
想像してみました。

この辺りを踏まえて楽天ECCと会話すると、結構面白かったりしますよ。
彼らもきっと大変なんでしょうから。。

売上げをどんどん伸ばして、楽天ECCの態度の変化を楽しんでみるもの良いかもです。

2011年2月4日金曜日

楽天ロングテールSEO対策

前回で、楽天商品ページへの内部的SEO対策は、限界があり
無意味では無いものの、それによる上位表示は困難であることを書きました。

いくつかのワード、特に検索回数の多いビックワードに関しては、
楽天の検索アルゴリズム上、レビュー数やヒット数自体の影響が強く、
すでにレビューを集めている商品を上回ることは困難です。

ただ、ビックワードでは無く、スモールワードへの対応で効果が期待できます。

いわゆる、ロングテールSEO的な考え方は楽天SEOにも使えそうです。

パソコン等のOA機器を売っている店舗が、どのようなキーワードを重視するか。
「パソコン」というのは超ビックワードですから、大きな資金力でもなければ上位進出するのは絶望的です。

しかし、実際にユーザーの視点で考えれば、PCを探しているときに、楽天の検索に「パソコン」
と検索する人は、少ないでしょう。
なぜなら、「パソコン」で検索した場合、PCの周辺機器などの目的以外の商品ばかり上位表示されている為です。
PCの型番や搭載メモリー、HDDの容量、地デジの有無など、複数のワードで検索するはずです。

このような項目をしっかりと商品ページに記載しておけば、競合する商品は格段に減る為、
レビューが入っていないような商品でも、上位に表示されることがあります。

逆に言えば電化製品の場合は型番で検索されてしまうので、価格でさえ勝っていれば売上げが見込めます。

型番商品で無い場合、取り扱う商品がどのような言葉で検索されるのか?を良く考えて商品登録をしておくことで、
ユーザーにも優しく、かつロングテールSEOを狙った商品ページになるというわけです。

調べる方法は、いくつか考えられますが、ひとつの方法として、
「google adwords キーワードツール」←ググると出てきます。を使ってみるのもよいかもしれません。

これは、ワード毎にgoogleで検索されているキーワードの検索回数を教えてくれる便利なサイトです。

店舗の商材名や通称など、色々と入れてみると「そうだったのか!」と思うこともあるかもしれませんよ。

ロングテールSEOは、上位表示が割と簡単な上、効果は大きいと考えられています。
複数ワードで検索したり、あまり一般的で無いワードで検索してくるユーザーは、それだけその商品に
詳しかったり、本気で探していたりという確立が高いと考えられますので、受注に結びつきやすい
貴重なアクセスとなります。

どのようなワードを仕込むかが鍵になりますが、いっぺんに全部やりきることは難しいですし、
あまりよくありません。
一度に狙ったスモールワードをずらずらと全商品に並べたりすると商品ページが不自然になったり、
ワード数も増やしにくいからです。

商品は少しずつ。丁寧に商品を説明することで、良いページにしていくことが肝要です。

・良いページ=説明が豊富=ワードが沢山=ロングテールSEO!

というわけです。

良いコンテンツが最強のSEOであるという言葉があるようですが、楽天で言えば、
良い商品ページが最強の楽天SEOといえるかもしれません。

2011年2月3日木曜日

楽天SEOとSEOの違い

楽天検索SEOの意味とは

で楽天内検索での上位表示の有効性とその難しさについて書きました。

前回ポイントにしたのは、現在の楽天検索アルゴリズムにはレビュー数の影響が大きいことから、
長い期間売れ続けている商品でなければ、レビューは集まらず、結果として上位に表示されることは困難になります。

出店したばかりのお店は当然レビューなど無く、少々売れたくらいではレビューは入りません。

検索エンジン最大手のgoogleでは、なるべく平等にかつ内容の伴った優良なサイトを検索上位へと表示させる基本方針のようなものがありますので、内部的なSEOが大変重要になってきます。

内部的なSEOとは一般的に、以下のような事柄が言われています。
※中には時代遅れだったり、有効性が確認できていないものもありますが。。

・上位表示を目指すキーワードを、タイトルに適切に入れる。
・本文(コンテンツ)にもキーワードを適正と思われる出現率で入れる。
・狙ったワードに関連するワードも適切に入れる。
・ユーザーが見やすいレイアウトと内部構造を目指す
・各ページに正しくリンクを張る。
・他にもいっぱいあります。

適切に、とか正しくとか抽象的で申し訳ないのですが、今回は対Google向けSEOの話で無いので、
このくらいで。

と。まぁやることは色々あります。
内部的なSEOは基本的にコストがかからず(作業をする人件費は別として)
ポイントを抑え日々コンテンツを作っていけば、おのずと良い結果が期待できます。

が、しかし楽天SEOとなると、話は別。

商品ページ内でのワード出現率や関連ワードなどを頑張っても、それが上位表示の為の要因とは
なりません。(今後はわかりませんが)

つまり、転換率は別として楽天の商品ページをいくら作りこんでも、それが上位表示に繋がることは無く、結果売れない。ということになってしまいます。

楽天の検索順位を決定している項目で最も重みがあるのは、先にも述べたように2011年現在は「レビュー数」です。
つまり、楽天SEOとは、いかにしてレビューを集めるか!がポイントになります。

商品が売れた際、レターなどを添えている店舗も多いと思います。
中には直筆でお礼文を書かれる店長様もいらっしゃいますよね。

そこに、「お客様のお声を是非お聞かせください。スタッフの励みになります」
というような文章と、レビューの書き方を簡単にかつ解り易く記載してみてはいかがでしょう?

地道な作業ではありますが、これで数%でもレビューの数が伸びれば、長い期間の間には
大きな差となって、現れてくることでしょう。

2011年2月1日火曜日

楽天の広告なんて二度と出すもんか!

タイトルが極端ですかね?笑

賛否両論。楽天市場の広告について、考えてみます。

楽天の広告は、一番安い価格帯のものでも、2週間程度のバナー表示(カテゴリTOPバナー)で6万円~。さらにサーチワード広告というものもありますが、総じて高額です。